F1のオーストラリアグランプリは、オーストラリアのメルボルンにあるアルバート・パーク・サーキットで開催されるレースです。レース会場は、公園内にあり半公道サーキット。人口湖を周回している公道と駐車場のある一部を使ったコースになっています。多くの場合は、1年に一度F1でのレースに使用されるのみで、日常的にレースが開催されているサーキットではありません。コースのレイアウトは、ストレートとストレートがヘアピンで連結されているストップ&ゴータイプサーキットです。それぞれのストレートエンドではハードブレーキング、そしてコーナー出口は、高いトラクションが必要とされていて、ブレーキング時のスタビリティーの高さ、そして、低速域より加速性能が求められます。1コーナーまでの距離はそれなりの長さがあるのでスタートを失敗してしまうと順位を落としてしまう可能性があります。

F1オーストラリアグランプリのサーキット

オーストラリア会場のF1サーキットは普段使われてないので、コース上がホコリや砂などでかなり汚れてしまっています。そのため、グランプリ開始すぐのフリー走行の際は、タイヤグリップが割と低いです。しかし、セッションが進んでいくごとにかなり改善されていきます。なんとアルバートパークでは、決勝レースのラップタイムがグランプリ最初の日と比較して向上することもあります。そのため、序盤でマシンのセットアップをやりすぎてしまうと、レースの当日は綺麗なコースを走ることになるため、バランスが大幅に崩れてしまう場合もあります。フリー走行でタイムがいい結果だったからと言って予選や決勝でも安泰な結果とならないのが、アルバート・パーク・サーキットの面白いところです。そのあたりもレースを見る上で頭に入れながら見るとより楽しめるかもしれません。

F1オーストラリアグランプリの見どころ

オーストラリアグランプリのF1会場を楽しく観戦するために、見どころを説明します。まず、会場の設備ですがゴミ箱はあちこちに置いてあり衛生面はきちんとしています。食べかすがあちらこちらに散っているということはありません。さらに、会場である公園内はきれいに掃除をされています。長時間、会場に滞在する人の中でネット環境を気にする人もいると思います。そんな人のために、無線LANもちゃんと整備されていますので、会場でなにか調べ物をしたいときも安心です。レースはもちろんですが、レース以外にも観客が楽しむことができるように航空機のイベントで雰囲気を盛り上げてくれるなど多種類のイベントが開催されています。 そして、会場には出場レーサーの出身国国旗が掲げてありそれも圧巻。レース前に、これらの特徴を楽しんでおくと本番レースも楽しめることでしょう。