どんな世界にもありがちですが、F1は車が好きというだけでは、なかなか趣味の入口が分かりづらい感じがあります。もし興味を持ったなら、オーストラリアで開催されるF1が、初心者の方にも楽しめる場所となります。サーキットの印象といえば、ひたすら車を見ると思っている方もいるかもしれませんが、日本の鈴鹿でも周辺に遊園地があったり、芝生などでビールを飲んだりして楽しんでいる人もいます。もちろん観客席で観戦している方もいますが、楽しみ方はそれぞれです。ただ約305㎞、ピットに入りつつも走り続ける車を3時間近く見続ける事は初心者の方にはハードルが高いことが予想できます。しかしオーストラリアのメルボルンで開催されるF1は市街地に隣接しており、通常は公園として利用されている施設となっており、サポートイベントも多いので初心者の方も朝から晩までお祭り感覚でも行くことができます。

オーストラリアは華やかなF1開催スタート地点

オーストラリアGPは、F1開催のスタート地点です。毎年3月に行われていますが、ここを皮切りに、世界各国のF1レース場を1年ほどで回ってレースを繰り広げていきます。そんなオープニングにふさわしく、オーストラリア空軍による曲芸飛行や、スタントショーなどのお祭りや、ツーリングカー選手権の公式戦や、V8スーパーカーとF1マシンとの時間差バトルなど、異種のレースも開催されているので、朝から晩まで車好きの方も、初心者の方も楽しめます。また選手にサインをお願いできる場所が用意されていて、憧れている選手がいるかたには、外せない場所でもあります。モナコのように世界的に有名な芸能人のような方も来ているようなので、そんな方たちに公園やイベント時に会えるかもという、楽しみ方もあります。何よりレース会場に行くための無料路面電車があるので、駐車場を探してウロウロすることもなく、スムーズに会場に行くことができます。

オーストラリアのF1開催時期は日本の秋に近い

オーストラリアのメルボルンは温帯性気候の土地であり、3月の平均最高気温は24度、最低気温は13度となっており、比較的過ごしやすい季節といえます。ただ早朝と夜間は冷え込むので長袖が必要です。日本の秋に近い季節です。ここで注意としては、オーストラリアGP後、オーストラリアの別の地域を旅行したいという場合、必ずその地域の気候を調べる必要があります。日本でも地域によって環境が違うように、オーストラリアも亜熱帯性気候の場所と熱帯雨林気候、熱帯性気候、砂漠性気候とさまざまな気候があり、場所によっては雨期がある場所、一年中半袖で過ごせる場所などあります。F1が行われるメルボルンは温帯性気候の地域になり、四季のある場所です。春は暖かく、冬はスキーが出来るほどの場所もできるほどです。ただ日本との時差も1時間程度、季節も真逆とはいえ、春と秋の違いですから意外と快適に過ごせると思います。